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BATTLE GIRL バトルガール 画:伊藤明弘 原作:芹沢大助 [コレは新刊で集めてます♪]

バトルガール

100円コーナーに通って色々と仕入はしてたんですけど、ここしばらく、コミックを全く読んでませんで、積読状態。で、久しぶりに更新するのですが、100円本じゃなくて、19日に発売された新刊コミックのご紹介。

帯に出渕裕×伊藤英明…奇跡の邂逅!!って書いてあるのにつられ手にとり、表紙のかっこよさについつい購入してしまったんですけど、15年以上前の復刊コミック。キューティー鈴木(コレまた懐かしい)が主演した同名Vシネマのコミカライズなんだけど…原稿紛失で、幻の作品になっていたんだそうだ(笑)

謎の細菌によって壊滅した「東京」、そこはゾンビが徘徊する地獄と化していた。生存者を救出し、脱出船へ送り届けるため、桐原一佐の娘で傭兵の慶子は、父親からの依頼で、バトルスーツを着こみミッションを開始する!?

今、読むと…バイオハザードもどきにも感じるが、ゾンビものとしてオーソドックスな展開。

伊藤明弘の画も今ほど鮮麗されていないが、アクション満載なのは変わっておらず、カッコイイシーンも度々拝めますね。出渕さんは、実写版のバトルスーツのデザインを手がけたってことで、このコミックに本格的に関わっているってわけではないみたい。巻末に伊藤明弘のあとがきが掲載されてたんだけど、どうせなら出渕さんのコメントも欲しかった…。

新刊で900円…この内容だったら、100円まで待っても良かったかな?なんてちょっと思ったり(笑)そういえば、昨年末に買ったワイルダネス の新刊を読んでいないのを思い出す。後で、読まなきゃなぁ。先に、これ読んじゃったよ…。




元ネタのVシネは手に入らないそうなので、
こんなので我慢してくださいな(笑)









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CHILDREN OF THE MOON チルドレン・オブ・ザ・ムーン 著:永緒桂仁 [タ行(コミック)]

Children of the moon

2008年、最初の更新…幻冬舎コミックから出ている「CHILDREN OF THE MOON」という作品で、全1巻の単発もの。孤児の超能力少年たちが活躍するSFファンタジー系な物語。

夢見る計算機と呼ばれるパンドラの箱を、軍用列車から奪取するよう依頼を受けた、超能力少年たち…見事、奪取には成功するものの、少年たちに不思議な事が!パンドラの箱の中身の正体とは??

独特の画風でビジュアルはインパクトがあるし、色々と設定も凝ってて新鮮味はあるんだけれども…時々、画とセリフだけじゃ、伝わりにくい箇所もあるので、コミックとしてはマイナスだろうなぁって感じた。

最初のパンドラの箱を奪取するあたりは、テンポがよく…勢いで読んでしまったのだが、後半はダレ場が多め。こんなんで、広げた物語や意味深な伏線をしっかりと終結できるのだろうかと心配になっていたところ…なんと、未完のまま物語は唐突に“END”。大方、連載が打ち切りにでもなったのだろう。

いくら物語が未完でも、もう少し物語を理解したという気持ちにさせてほしかったぞ。絵の才能だけじゃ、漫画って成立しないんだね…ちょっともったいない。こういう漫画家さんは他の人に原作を頼るとか、原作付の作品などにチャレンジしたらきっと面白い作品ができるでしょうね。


お薦め度:★★




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夕日ロマンス 著:カトウハルアキ [ヤ行(コミック)]

夕日ロマンス(episode 0)

キュラクターの感じが好みだなぁって思って表紙買いしてみた作品。禁断の姉弟という…テーマを「僕は妹に恋をする」みたいな展開ではなく、ドタバタのラブコメで描いた作品だね。これ余談ね、漫画は知らないんだけど、実写映画で見たボクイモは強烈だった…つまらなすぎて(笑)なんかHシーンのないAVみたいだよ。

ユウこと紅夕暮は、学校内でも有名なブラコンで、ヒロこと弟の緋色にメロメロ。さらに異母兄妹である、トモこと旭名灯も兄のことが大好きだった!

母子家庭っていうのは理解できたけど…裏表紙のあらすじに書いてあった“異母兄妹”を見落としてたのでね、死んだお父ちゃんの女グセが悪くて、そんな複雑な家庭環境だったとは…といのを理解するのにちょっと苦しみました(笑)

ラブコメ漫画として、ドタバタした感じがわりと楽しく描けてるんだけど、せっかくこれだけの複雑な設定があるのに、みんな伏線が投げっぱなしで終わっちゃうのが、ちともったいないなぁって感じです。弟と姉、どうなっちゃうのか?“ボクイモ”みたいに、近親相姦しちゃえとは言わないけど(爆)…その答えが見れる物語が読みたかったよね。

弟のヒロくん…エウレカセブンのホランドにちょっと似てた。たぶん、気のせいだと思うけど。

↓Yahooコミックで一部、読めるみたいですよ…気になる方はどうぞ!
http://comics.yahoo.co.jp/magazine/blood/yuuhirom01_0001.html



お薦め度:★★




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ヒートアイランド 原作:垣根涼介 画:鬼窪浩久 [ハ行(コミック)]

ヒートアイランド(1)

映画化もされている人気作家垣根涼介の同名小説「ヒートアイランド」のコミカライズ。前に原作本を読んでいる。この1巻も9月に出たばかりなんだけど、毎月新刊が出たようで、今現在、コミックはすでに3巻まで出ている模様。さすがに続きは出たばかりなので、100円コーナーじゃまだ無理だろうなぁ。

ストリートギャングをたばね、ファイトパーティーを主催するアキとカオルだったが、仲間がとんでもないトラブルを持ち込んでくる。酔った勢いで見ず知らずのオヤジと喧嘩、そのオヤジから鞄をひったくってきてしまったのだが、なんとそのオヤジは、ヤクザが経営する非合法カジノから現金を強奪した犯人の一味だったのだ!

ってところから…どんどん、物語が進み、ストリートギャング、強盗、ヤクザが入り乱れて、現金の奪い合いをするっていうような展開になっていくんだけど、1巻ではまだまだ物語の序盤部分だけでしたね。

小説の雰囲気を損なわず、わりと丁寧コミカライズされていますが、小説を読んでいるので、やはり少し物足りないかなぁと思ってしまう。ただ、カオルのキャラクターが、自分が想像していた以上に、女みたいなビジュアルだった(笑)。鬼窪浩久 の劇画調の画は、作風にあっていて、けっこういいと思いますね。


お薦め度:★★




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連人 ツレビト 著:吉富昭仁 [タ行(コミック)]

ツレビト(1)

しばし、コミックレビューさぼってました…。その間にもせっせとブックオフへ通ってはコミック本をあさっており、けっこう積読状態になってます。ということで、今日からブログ再開。

吉富昭仁の連載ものですね…事故で死んだ少女が、死後の世界へ行きたくないと駄々をこねて、死んだ人をあの世まで導く“連人(ツレビド)”という存在になるって話。

大好きなボーイフレンドに告ったばかりの摩子だったが、家への帰り道に事故に巻き込まれ死んでしまった。なかなかそのことを認識できない摩子は、この世とあの世の挟間をさまよっていたが、彼女の前に、死んだ人間を死の門まで導く、ツレビトが現れた!

どうしても「スカイハイ」と比べちゃうなぁ~…お逝きなさい!の釈由美子の顔が浮かんできちゃう。

最初は、主人公が案内される側だったけど…まだまだ人間の世界に未練があるから、じゃ、あツレビトになって、少しでも人間の世界のそばにいたらって話になるんだけど、その最初のお仕事の最中で1巻はおしまい。主人公の摩子ちゃんが連れて行く死人が、どうやら…摩子にかかわりがある人物らしいという、気になるところで終わってしまいました。

吉富昭仁の画って、意外と残酷とかゴロ系なものが似合うのね。ちょっとぐにゃぁ~歪んだ印象の、生と死の挟間の世界とか、ビジュアルはけっこう好みです。

現在はツレビト(2)まで発売されているようで、また100円コーナーで探します。


お薦め度:★★




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機動戦士ゼータガンダム1/2 原作:矢立肇 富野由悠季 画:長谷川裕一 [カ行(コミック)]

機動戦士ゼータガンダム1/2

過去にもクロスボーン・ガンダムなど描いている長谷川裕一のガンダムコミック。メカ描写とかは、ほかのリアルなガンダム漫画に比べるとダサイんだけど…毎回、ぶっ飛んでてけっこう楽しめる長谷川作品。今回は、Zガンダムの映画版に合わせた企画だったみたいね。全1巻で完結。

ティターンズでガンダムマークⅡのテストパイロットをやっているエドガー・エドモンド・スミスは、ベテランパイロット、カン・ウーが駆るRX-78の補給用パーツを用いたレプリカ機、通称ハーフガンダムになかなか勝てないでいた…。

という出だしなんだけど…後半は、主人公のエドガーくんはエゥーゴに寝返って、そこで試作の可変MSをZっぽく偽装した通称1/2Z(ハーフゼータ)に乗ってます。ティターンズに捕まったアムロを救出するって、オリジナルな展開があるんですけど、やっぱり正規のガンダム史とすり合わせるためか、長谷川裕一らしい仕掛けがあって笑える。漫画だから成立するよ。

最後は主人公が違う番外編があるんですが…一応、つながった物語になっている。

全体的にガンダムというよりは、スパロボ気分?(笑)細かいとこで、ちゃんと正規のZガンダムの設定を生かしており、面白く読めたんだけど、この間読んだガンダム漫画「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー-カイ・シデンのレポートより-」なんかに比べると、まだまだだね。


お薦め度:★★




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ニムロッド 吉原昌宏作品集2 著:吉原昌宏 [ナ行(コミック)]

ニムロッド

著者の作品集で他にもいろいろと出ているようですが、今回はこの1冊だけをGETできた。表題作ほか、似たようなガンアクション漫画がもう1シリーズ収録されている。

まず「ニムロッド」は…イギリスのIRAに潜入していたCIAエージェントの息子を、フリーランスの女工作員が助けて、国境を越えようとするって話。なんか、園田健一ガンスミスキャッツみたいな作品だったね。3話で1エピソード。

で、もう1作「オホートニク」という、ロシア人の女スナイパーが活躍する話があるんだけど、こちらは全3話で2エピソード収録。1番目はマフィアのボスからの依頼で、戦火に巻き込まれた孫娘の仇討をするって話。それと…1で描かれた、女スナイパーのその後の活躍で、フランスに雇われ、細菌兵器を盗んだ悪党をぶっ倒す話。

映画にもなったスティーヴン・ハンター極大射程に似ているなぁって思ったら、作者も意識していたようで、あとがきで、やっぱり名前が出ていました。

あとに続かない、短い作品なので気軽に、適度に楽しめる作品。アクションシーンや銃器描写など丁寧で自分は好きですね。


お薦め度:★★




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anim. アニマート 原作:高嶋哲夫 画:八坂考訓 [ア行(コミック)]


anim.(1)

anim.(2)

anim.(3) 

ブックオフの100円コーナーにて1~3巻をまとめて見つけたので購入。

高校生の男女が、大型地震に直面し、サバイバルに生き抜く姿を描いた、「日本沈没」系のお話。

ヒロインが美少女天才チェロ演奏者で、同じ高校の冴えない新聞部員がインタビュー取材をした日に、地震が襲うって展開。ミステリー作家の高嶋哲夫(地震系のパニック小説で有名)が原作を担当しているので、リアルな部分と、エンターテイメントな部分との按排が良い。

地震直後の、避難所の様子などが克明に描かれているので、新潟県中越沖地震の被災者の方々の大変さを実感できない方は、読んでみるのもいいかもしれない。

3巻が意外とキリが良かったので、終わりかと思ったら…まだまだ続く見たい。最近anim.(4)が発売になった。また、100円コーナーで見つけたら続きを読もうと思っているので、いつになるやら。また、続きを読んだら追加更新予定。


お薦め度:★★★



オリジナル記事更新日時:2007-07-23 10:07:48

追記

anim.(4)

このブログを始めた直後、7月頃に読んだ「アニマート」の続巻を見つけたので早速読む。3巻で物語のキリが良かったのに、続きがあるなんて不思議だなぁって思ってたんだけど…この4巻、ちょっと蛇足気味。第二部ってことだけど…この本で本当の最終巻になるみたい。

主人公の10年後の話と、主人公以外の人たちが体験した災害の様子をおさめたもの。今巻で綴られるひとつひとつのエピソードは、1~3巻同様に感動的だし、もし自分達が同じような災害に遭遇してしまった時に、気をつけなければいけないことというのをしっかりと描いているんだけど、どーせだったら、本筋と同時進行で読ませた方が、物語としての緊迫感は増したはずである。

あと、エレベーターの中に閉じ込められてしまうが、そこに殺人鬼が乗り合わせるという話は、ちょっとなぁ…。シュチエーション自体はなくもない話だろうが…オチなどがちょっとね、完璧に別の漫画になってるし(笑)このエピソードが、いちばん興ざめしたかな?

ほんと、1~3巻を台無しにしてしまった感が強い、本当に蛇足な巻でしたよ。決してつまらなくはないんですけどね…。この巻だけ単独で読むと、評価はやや低めだな。


お薦め度:★★




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REIDEEN[ライディーン] 画:烏丸匡 原作:東北新社 協力:Production I.G [ラ行(コミック)]

Reideen(1)

往年のロボットアニメ勇者ライディーンProduction I.GがリメイクしたREIDEENのコミカライズ版。アニメ放送はすでに終了…コミック版はReideen(2)まで出てる模様。

才賀淳貴は平凡な高校生活を送っていたが、ある日突然、学者で行方不明中の父親が、古代遺跡から遺体で発見されたという知らせを受ける。家族とともに現地にかけつける淳貴、そこで父の遺品として、黄金の腕輪を託される。その直後に、巨大なメカ(怪獣??)が降臨…その騒動に巻き込まれてしまうのだが、気がつけば自分も巨大なメカ(ライディーン)を操縦していた!?

一話だけWOWOWの無料放送で見たことあるんだよね、アニメ版…コミック版の作画はキャラもメカも丁寧な作画で…悪くない仕上がり。けっこうアニメに近い雰囲気なので、自分的にはOKな感じです。

コミカライズ特有の端折りやアレンジが施されているのだろうという部分はあるけど…アニメを詳しく見ていなくてもしっかりとストーリーは追えますね。

オリジナルの旧作ライディーンとは別世界だけども…内容的にはエヴェ系かななんて思ってみたり(笑)巨大ロボットと学園ものっぽい展開にこれからも期待!


お薦め度:★★




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機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー-カイ・シデンのレポートより- 著:ことぶきつかさ [カ行(コミック)]

機動戦士Zガンダムデイアフタートゥモロー(1)

機動戦士Zガンダムデイアフタートゥモロー(2)

映画で復活した新訳Zガンダムの溝を埋めるような、外伝ガンダム漫画。ファーストガンダムに出てきたメインキャラや、Zに出てきたマニアックなサブキャラたちとカイ・シデンが接触して…いろいろな裏話を語るというコンセプト?

一年戦争時、ガンダムを駆って戦ったアムロ・レイと共にホワイト・ベースのクルーだったカイ・シデン。今では、軍の仕事を離れ…ジャーナリストとして活躍し…戦争の爪痕を取材して回っているのだが、ひょんなことから反地球連邦組織エゥーゴの活動に協力するようになっていく…。

自分も今までに、いくつかガンダム漫画を読んでいるけど…久々に本当に面白いと思える作品だった。中には、ガンダムという名前に負けており、中身が薄いもの、キャラやメカの描写が可愛かったり、かっこよかったりという程度の内容の作品が多い中…ファースト世代のガンダムファンも、納得できる内容の濃い作品に仕上がっているのがうれしい。

各エピソード後に、作者と担当さんによる作品の思い出話が載っているんだけど、毎回、相当苦労して調べて、構成や設定を考えているんだなぁっていうのが理解できますね。これ、本当にガンダムオタクじゃないと描けないね(笑)

確かにこの漫画独自の解釈なんだけれども…富野由悠季が描きなおした新訳Zの溝を埋める補完的な作品として、納得させるだけのガンダム的なリアリティはありますよね!意外なゲストキャラクターが登場したりと、OVAのMSイグルー並にマニアックで通好みな作品。

2巻の巻末…ガンダム縁の声優陣のコメントの中で古谷徹氏も語っていたが、これこそアニメで見たいぞ!そうそう、1巻ではカイ役の古川登志夫、2巻ではシャア役の池田秀一のインタビュー、そのほかガンダム声優のコメントが載っているので、そんなとこもファンには嬉しい内容だった。


お薦め度:★★★




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烏丸学園ガンスモーキーズ 著:たもりただぢ [カ行(コミック)]

烏丸学園ガンスモーキーズ(side A)

とある学園を舞台に、生徒会とサバイバルゲーム同好会がサバゲーで対決するっていうアクション漫画で、ラブコメとかいろいろな要素も満載。同時期に発刊されたらしい烏丸学園ガンスモーキーズ(side B)と全2巻で完結している模様。作者は“初単行本”と言っていたので、そんなに有名な人じゃないみたい。

治安の悪化した私立烏丸学園は、生徒会長・神田夏海率いる生徒会の力で統治されたのだが…それに不満を持った者が現れた!元生徒会で、夏海の事を誰よりも想っている木場春介は、夏海に昔の自分を取り戻してもらいたいと、学園内で何でも屋と化したサバイバルゲーム同好会・月島秋人に相談。学園の自由を賭け生徒会と戦う羽目に…。

これを読んで、自分と同じように究極超人あ~るを思い出した人いない?生徒会長の西園寺まりいとの部室争奪を賭けた「春高の一番長い日」ってエピソード…まぁ、あれを本格的に延々とやるって漫画だよね(笑)島本和彦の「炎の転校生」、高橋留美子の「らんま1/2」とか…昔(自分が学生時代に読んでいた)で言う小学館系の学園バトル漫画に銃という概念を持ち込んだわけだけど、実銃じゃなくエアーガンだってことだ。

とにかく、そんなイメージ、ノリの作品で…ガンアクションなんかは映画のリベリオンのガンカタあたりを意識してるんじゃないかと?主人公の敵…生徒会軍団が美少女集団だったり、ラブコメ要素もあったりと、サービス満点。新鮮味は薄いが、漫画としてそれなりに面白く読めた。

2006年末にサイドB(2巻目)も同時発売してるようなので…根気よく探せば、古本屋の100円コーナーでも見つかるかもしれないなぁ。さっそく、今日から探索開始しよっと♪


お薦め度:★★



オリジナル記事更新日時:2007-11-25 11:04:42

追記

烏丸学園ガンスモーキーズ(side B)

この間読んだ、ガンスモの完結編となるside B(2巻目)を発見したので、早速、読んだ…。

大詰めを迎えた、サバゲー同好会VS生徒会…と思いきや、騒動を焚きつけた黒幕が登場し(side Aでチラリとこの展開をにおわしていたけど)、戦いは激化!生徒会長と春介の因縁の他に…サバゲー同好会の月島秋人にも深く関わりのある陰謀だったという展開へ。

延々とバトル、バトル、バトルの繰り返しという熱い作品だったんだけど…見どころはほんとそこだけでしたね(笑)けっこうカッコいいアクションを描く人なので、これで「ブラックラグーン」の広江礼威とか、「ジオブリーダーズ」の伊藤明弘レベルのストーリーがあれば、もっと面白かったかもしれない。これからの作品に期待しよう!?自分はこの人の画は好きなので、ストーリーがしっかりとした原作付の作品なんかを手がけてほしい!


お薦め度:★★




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BLADE ブレイド 著:イダタツヒコ [ハ行(コミック)]

Blade(上)

Blade(下)

10年以上前の作品の復刊版…実は最近になって、漫画を描いている人が変わったのだが、この作品の続編であるX BLADEという新作が始まっており、先にそっちを100円で見つけて読んじゃったんだよね~。これはその新作に合わせて、同じコミックレーベルから再版されたもの。上下2巻で完結。

女子高生の真行寺タケミの前に、謎の侍三郎がタイムスリップして現れた!状況を理解する前に、またしても怪しげな人物が降臨。そして男が従えている裸の女が急に…刀に変身してタケミともども襲いかかる!何ものかの陰謀により…鋼の代わりに人を用いて打った刀“化性応身刀”とその使い手が現代に飛ばされてきてしまい、タケミもその戦いに巻き込まれていくのだが…。

「ターミネーター」と「魔界転生」が合わさったような出だし…現代を舞台にしたチャンバラバトルということで、けっこう惹きつけられるものの…物語が後半に突入した途端、かなりメチャクチャな展開。一応の決着がついたような気もするんだけど…謎もいっぱい残っていれば、前半に出てきたサブキャラたちの存在も忘れ気味。なんか微妙な気分にさせられた。

著者のあとがきを読むと…その背景には、掲載誌の休刊なんかも絡んでいたようなのだが…広げた風呂敷が中途半端だったからこそ、今になって続編が始まったという経緯も納得できるか。荒んだ近未来の東京が舞台の続編の影には…こういう話があったのかと、「X BLADE」を楽しむためにも読んで良かったかなぁと思います。

でもさあ~、先に士貴智志(X BLADE)の美麗作画を見ちゃうと…画の魅力は完全に負けてます(笑)「BLADE」でやり残したこと…続編でいっぱい解明して欲しいです。


お薦め度:★★




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仮面ティーチャー 著:藤沢とおる [カ行(コミック)]

仮面ティーチャー(1)

仮面ティーチャー(2)

この間読んだ「REVERND D レヴェレンド ディー」に続き藤沢とおる作品…不良学生たちを、破天荒な教師が破天荒な方法で更生していくという「GTO」に酷似・類似というか、グレードアップ版的作品だね。自分は2巻までGET。現在は3巻まで発売中で…12月発刊予定の最新刊(【予約】 仮面ティーチャー(4)(完))で完結するらしい。

不良の巣窟、極蘭高校に…新しく教師が赴任してきた。身体を鍛えることと、グラビアアイドルが大好きな荒木剛太だ。彼とともにもう一人、十文字隼人と名乗る教師が赴任してきており、剛太が受け持つクラスの副担任の筈なのだが…姿が見えない。そうこういっているうちに…剛太はクラスの不良たちから洗礼を受けコテンパにのされてしまったのだが…放課後になり副担任の十文字隼人こと仮面ティーチャー(正体不明の仮面を被った教師)が現れ、喧嘩を取り入れた独特な補習方法で次々と不良たちを抑え込んでいく!?

一応最初は、仮面ティーチャーの正体を隠しながらも、案の定、荒木剛太と同一人物という…なんのひねりもない展開ながら、ヤンキー軍団をのしていく仮面ティーチャーの姿に、爽快感を感じた。口で言っても聞かない半端なガキどもは、実力行使でこてんぱにのしちまえ!と。

ただ…2巻の後半になると、仮面ティーチャーの出番が激減(笑)生徒たちにスポットを当てて、物語が進むので、少々中だるみ気味に感じる。普通のヤンキー漫画になっちゃって…さらに一昔前の青春ドラマのように展開までシビアだし。

3巻以降では、仮面ティーチャーの活躍の場も復活しそうな気配なので、クライマックスへ向けてテンションが高まって欲しいなぁって思う次第。


お薦め度:★★




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スチームボーイ 原作:大友克洋 画:衣谷遊 [サ行(コミック)]

スチームボーイ(上)

スチームボーイ(下)

最新の映像技術で大友節絶好調だったアニメ「スチームボーイ」…しかし構想期間、実際のアニメ化までが長過ぎたのが原因か、少々アナクロでレトロすぎた題材が…最近の目の肥えたアニメファンのオタクさんたちには受け入れられず、あまり芳しい評価が得られなかったというが…自分はけっこう大好きだった(レトロ趣味なもんで)そんな「スチームボーイ」のコミック版があったんですね、知らなかった。上下巻の全2巻で完結…。

発明一家スチム家の一人息子、ジェイムス・レイ・スチム…祖父や父親同様、発明に夢中。手製の一輪自走車を駆り、蒸気自走車レースに参加したり、憧れのロンドンを目指し友人のポールとエマと共に列車にもぐりこみ、子供たちだけで旅に出たりするのだが…巷を騒がす反蒸気機関の宗教団体“七つの封印”教団と毎度のように遭遇してしまい騒動が起きる…。

ただの映画のコミカライズかと思いきや…映画版ストーリーの前日談となっており、ほかにもレイ少年はこんな冒険を繰り広げていましたというお話になっているので、少年少女たちの冒険譚として、予想以上に面白く読めた作品。

映画の前日談なので、レイが空を飛んだりする爽快さはないのだが…その分、アニメの前半部分の見せ場で活躍した一輪自走車が全編で大活躍。

ただ、著者の画力は感じるが、映像で見ちゃった一輪自走車の描写と比べると、やっぱり迫力に欠けるなぁ。大友克洋自身の画だったらまた違った魅力があったかもしれないけどね。それか、やっぱりアニメ(OVAあたりで)で見てみたいなぁって感じ。

ラストカットが映画のオープニングとなっているあたりは憎いというか…またDVDを見直したくなるね…。


お薦め度:★★




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サイコバスターズ 原作:青樹佑夜 画:奈央晃徳 [サ行(コミック)]

サイコバスターズ(1)

サイコバスターズ(2)

もともとはGetBackers-奪還屋-の原作者×漫画コンビニよる同名の小説だったらしいのですが、漫画化されたら作画を描いてる人は変わってるみたいね。小説版は未読…漫画版は4巻まで発刊されている模様ですが、今回100円コーナーでGETできたのは2巻まで。

ファームと呼ばれる組織から脱走したサイキック(超能力者)、条威、綾乃、小龍、海人…予知能力を有する条威の力で、世界を救うと予言される少年カケルを仲間に加える。平凡な中学生だったカケルは超能力者同士の世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれていくのだが…実はカケルにもサイキックの力が…?

少年漫画っぽさ丸出しだが…平井和正チックな超能力バトルものとして…けっこう好きかも。青樹佑夜=金田一少年の事件簿の原作者でもある天樹征丸、または安童夕馬(いったいペンネームいくつもってるんだろうね、この人)と同一人物なので、これといった新鮮味はないんだけど…ストーリーなどやはり惹きこまれてしまう。

作画担当の人は、あまり有名じゃない新人っぽい人みたいだけど…月刊連載の作品だし、意外と丁寧な画。いかにもマガジン系らしいなぁって思わせるキャラクターだしね…可愛く、かっこいいキャラいっぱい。で、主人公の少年少女たちより…サイキックやカケルを助ける巨乳校務員の灯山さんの存在がメチャ気になります(笑)2巻の後半で、何やら怪しい動きが…学校の人間にしては、超能力を簡単に信じちゃうとか、なんとなく怪しかったもんね~。今後の活躍に期待!


お薦め度:★★




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