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連人 ツレビト 著:吉富昭仁 [タ行(コミック)]

ツレビト(1)

しばし、コミックレビューさぼってました…。その間にもせっせとブックオフへ通ってはコミック本をあさっており、けっこう積読状態になってます。ということで、今日からブログ再開。

吉富昭仁の連載ものですね…事故で死んだ少女が、死後の世界へ行きたくないと駄々をこねて、死んだ人をあの世まで導く“連人(ツレビド)”という存在になるって話。

大好きなボーイフレンドに告ったばかりの摩子だったが、家への帰り道に事故に巻き込まれ死んでしまった。なかなかそのことを認識できない摩子は、この世とあの世の挟間をさまよっていたが、彼女の前に、死んだ人間を死の門まで導く、ツレビトが現れた!

どうしても「スカイハイ」と比べちゃうなぁ~…お逝きなさい!の釈由美子の顔が浮かんできちゃう。

最初は、主人公が案内される側だったけど…まだまだ人間の世界に未練があるから、じゃ、あツレビトになって、少しでも人間の世界のそばにいたらって話になるんだけど、その最初のお仕事の最中で1巻はおしまい。主人公の摩子ちゃんが連れて行く死人が、どうやら…摩子にかかわりがある人物らしいという、気になるところで終わってしまいました。

吉富昭仁の画って、意外と残酷とかゴロ系なものが似合うのね。ちょっとぐにゃぁ~歪んだ印象の、生と死の挟間の世界とか、ビジュアルはけっこう好みです。

現在はツレビト(2)まで発売されているようで、また100円コーナーで探します。


お薦め度:★★




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