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TRIBAL12 トライバル トゥエルブ 著:長田悠幸 [タ行(コミック)]

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Tribal 12(1)

長田悠幸って漫画家さんは初めて読むんだけど、新人かと思ったら、他にもけっこう作品出してるみたいですね…で、この作品も既にvol.2vol.3と、続刊が出ているそうで…。


特殊能力で、ヴィジョンを実体化させ…それで化け物と戦うって漫画。で、その特殊能力使いのエリート集団が“12”…そこに入るための養成所に通ってる学生と、一般人かと思ってたら凄い能力を持ってたって小僧が、出会い、新しく仲間に加わるって感じの内容。

なんか、ファンタジー系のアクションだね。主人公のガキんちょはすっげーパワーの持ち主なんだけど、あまり正義の味方とか興味ないみたいで、かなり無知なヤツ、なんかドラゴンボールが始まったばかりのころの悟空みたいな感じか?で、一方…1巻の表紙のにーちゃんは、見かけ倒しな力しかないけど…やたらと熱いヤツ。だから2人たすとちょうどよくてコンビを組む羽目になると…。

いかにも少年漫画な展開…画は嫌いじゃないので、このまま続きも100円コーナー待ちでいいかなと。



お薦め度:★★








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Doubt ダウト 著:外海良基 [タ行(コミック)]

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Doubt(1)

拉致された5人の男女が密室で目を覚まし、その中に犯人っがいて、嘘を見破りながら、殺人事件の解決と、脱出を試みるとか、そんな感じの話で映画の「SAW」シリーズと、ドラマにもなった「ライアーゲーム」をいいとこどりしたようなお話。続刊ありで、最近、続きのDoubt(2)が出たそうですが、そちらは未入手。

携帯のネットゲーム“ラビット・ダウト”を通じて知り合った男女が、初めてオフ会を結構…たまたま居合わせた参加者の一人、裕の幼馴染で唯一の部外者、美月を交えて、カラオケへと繰り出すのだが、そこで何者かに拉致されてしまった。気がつけば、場所が特定できない密室に閉じ込められており、メンバーの一人が死体になって吊るされていた!さらに、欠席を申し出たメンバーがなぜか同じ場所に閉じ込められていた!

表紙のインパクトはかなりあり、新刊で平積みされている頃から、気になってはいたんだけど…やっぱりまだ、出だしは「SAW」のパクリを脱し切れていない感じ。2巻以降もつづいているのか、どうか自分にはわからないが…今後の展開で、何か独自のものを期待したい。

外海良基って漫画家さんだけど…ひぐらしのなく頃ににのコミックなどを手がけているそうです。作画は嫌いじゃないんですけどねぇ~。続きも100円待ちでいいやって感じです。



お薦め度:★★








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パズル 原作:山田悠介 画:三部けい [ハ行(コミック)]

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パズル(上)

パズル(下)

書事情で、ここ2、3カ月ブログ更新を怠っていましたが、6月になったので…再開したいと思ってます。

テレビ朝日で、石原さとみ 主演による同じ名前のドラマをやってますが、こちらは別物ですね。一部の信者からはそこそこ人気はあるらしいが、本当の読書家からはあまり芳しい評価が聞こえてこないホラー作家山田悠介の方の同名小説「パズル」をコミカライズしたもの。でもって、実はコレも同じテレ朝で過去にドラマ化されていたらしい…原作、ドラマ共に未読、未鑑賞だけど。

有名進学校に突如武装集団が現れ、校長と女性教師を人質に!指名されたエリートクラスの生徒たちが、学校にバラまかれたパズルのピースを集め、48時間以内にそれを完成させないと人質が殺される!参加、不参加は個人の自由意思、犯人たちは強制はしないのだが…7人の生徒がその場に残り、犯人の挑戦に挑む!

山田悠介って、小説で読むと、本当にクズが多いが、こうして漫画とかになると、漫画家の画力などに助けられ、そこそこ読める内容になる。作品の基本は、いまだにバトロワ的なものをパクって、アレンジしたにすぎないのだが、エロ描写などあり、まぁまぁだったかな?

ただ、下巻のクライマックス…犯人の動機とかが、あまりにもバカらしくて笑えた。っていうか、今風のイジメや自殺問題なんかを適当にからめてるんだけど、その実態が描かれるあたりが、おいおいって感じ。この人の作品、アイデアだけで満足しちゃって、中身が薄いけど、今回もまさにそのパターン。

聞くところによれば、小説やドラマはかなりキテるらしい…自分は漫画だけで充分です。



お薦め度:★★





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デス・スウィーパー DEATH SWEEPER 著:きたがわ翔 [タ行(コミック)]

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デス・スウィーパー(n°1)

本屋に平積みされているのを見て気になっていたんだけど、ようやく100円で1巻を見つけた。最近、続巻のデス・スウィーパー(n°2)が出たばかりだそうで、もちろん今回GETしたのは1巻のみ。

兄の自殺を機に、死体清掃や遺品整理を行う仕事、清掃人に興味を持った大学生の裕行は、兄が世話になった“スウィーパーズ”という会社に押しかけ、そこで働くことに。美貌の清掃人・玲児と共に様々な死と直面。死について考え、生きている実感を感じ始める…。

遺品整理屋は見た!っていうノンフィクション本を読んだことあるし、この手の死体清掃に関する漫画とか小説(または映画)なんかもいくつか読んできているけど、これまたきたがわ翔の美麗作画で見ると、迫力ありますね。

話の内容も、決して他人ごとではなく、けっこうリアルな話。将来、自分の身にも降りかかってきそうなケースが描かれているので、読んでるとけっこう憂鬱や不安になってしまう部分も。でも、作品の中でも語られているが、決して人間の人生から、死って避けられないもの。

いくら、戦争を題材にしたアクションもの、ホラーとかミステリーの中で人が死ぬところが描かれていても、現実感に乏しいからね。生きることの尊さや死の怖さを少しでも感じるには、こういう漫画からでも接しておくといいかもしれない。



お薦め度:★★★





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スピードマスター 著:岸虎次郎 [サ行(コミック)]

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スピードマスター

久しぶりに更新しようと思ったら、なんかリニューアルしてるし、一瞬戸惑った。。。。

北乃きいの可愛さだけが取り柄だった(笑)同名映画のコミック版…全1巻で完結です。

アジアの小国…走り屋たちが集うとある街。走り屋の王者で地上げ屋でもある男に、父親が経営する自動車修理工場をつぶされそうな少女まひろ…その前に、凄い整備技術を持つ旅人・颯人が現れ助ける!?実はドライビングテクニックも天才的な腕前を持つのだが、ある過去の出来事を引きずりそれを封印していた…。

みたいなお話。映画と基本ストーリーは一緒やけど、無駄に漫画みたいなファンタジーチックな設定だった実写に比べ、何故か漫画の方は、その名残は残っているんだけど、単純なレーサーものとして普通に読めますね、あれれ不思議な感じ。きっと映画も実写じゃなくて、アニメかなにかにすれば、もっと楽しかったんだろうなぁ(笑)

映画よりも、現実的な解釈ができますね。物語がそんなに面白いってもんじゃないけど、岸虎次郎の画も嫌いじゃないし、自分は映画よりこっちの方が好みです。


お薦め度:★★



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エル・カザド 原作:Project Leviathan 画:廣瀬周 [ア行(コミック)]

エル・カザド

同名アニメ作品のコミカライズ…名前だけは知ってたけど、アニメは見てません。美少女ガンアクションというキャッチフレーズに惹かれて…全1巻で完結。

賞金首として追われているエリスを助けながら旅する女賞金稼ぎのナディ…目指すはエリスの故郷だというウィニャイマルカ“永遠の場所”…しかし行く手には様々な障害が待ち受ける!?

作者は初単行本だそうですが、画はそこそこ上手で、女の子はエロク、アクションはかっこよく描ける人なので、自分の好きなタイプ。

ただ…アニメとかは本当はもっと長いストーリーなんでしょ?同じストーリーかどうか、見てないからわからないんだけど、1つの話が終わって次の話になった時に、間が飛んだよような印象…アレ、もう次の展開が山場に差し掛かってるぞ???みたいな印象を受けてしまう箇所がいくつかあり、1巻で終わらせちゃうのがなんか勿体ない。

やっぱり、アニメの方を見ている人が、雰囲気を楽しむための作品にしかなってないよね。だから一つの作品として捉えると消化不良。巻末に清水愛伊藤静というアニメ版の声優さんのインタビューが載ってました。


お薦め度:★★




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ぶっちぎりCA 著:大和田秀樹 [ハ行(コミック)]

ぶっちぎりCA(1)

年末頃かな?本屋で平積みされてて気になった(表紙の女の子のイラストが可愛くて)…この作品、もう100円コーナーで発見しました。大和田秀樹がギャグ漫画なんだけど…スッチー…って今、言っちゃいけないのか?タイトルにもなっているCA、キャビンアテンダントのお話。

厳しい訓練を終えて、新米CAとなった山根鈴は、容姿端麗で優秀な、とっても優しい先輩のCP(チーフパーサー)花園ひなこと、現場で出会うのだが…この先輩が実は、伝説のCAと呼ばれる…バリバリの元ヤンキーであることが判明!空の安全を脅かす恐れのある乗客には、容赦ない制裁を加えるとんでもない人物だった!

フライト中の客のトラブルを、拳で解決するようなエピソードは、けっこう面白いのだが…それ以外の話だと、普通のドタバタヤンキーギャグ漫画になっちゃうので、もっと「スチュワーデス物語」とか「アテンションプリーズ」みたいな路線…フライトに関するエピソードを増やしてほしいね。ひなこ姐さんのゾッキー時代のエピソードとかはあまり興味ないねん。

現在は1巻のみだが、近々2巻目も発売するようです(【予約】 ぶっちぎりCA 2)。そっちも100円コーナー待ちでいいかなぁ。


お薦め度:★★




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パラレルトラッパーズ! 著:いのうえ空 [ハ行(コミック)]

パラレルトラッパーズ!

ゼロイン(このブログを始める前から集めてるんだけど…もちろん古本の100円コーナーで、3巻以降なかなか集まらない)のいのうえ空が10年くらい前に描いていた作品で、過去発売の単行本に未収録だった作品も収録して、2007年に出た再刊版。

類似界(パラレルワールド)からやってくる人魔と呼ばれる妖怪を退治するアルカ研究所の美人処刑人メイリーン&弛羅。生まれつき、人魔に憑かれやすい里月裕平は、それを克服するためにアルカにやってきたのだが…。

美少女たちが銃や刀を振り回し、妖怪退治する話…うーんジオブリーダーズに激似(笑)どっちが先なんだろうか?この美女に、マヌケな男がいつも振り回されるってパターンそっくしね。

「ゼロイン」の原点って説明があったから気になって読んでみたんだけど…ガンアクションは意外と少なめだった。ゲストキャラでアニオタの処刑人が出てきたり、ところどころ有名アニメのパロディが入っていたりするのだが、なんせ10年近く前の作品なんで、ネタ古(笑)アルバイトしてLD買うだって…今だったらDVDね。でも、自分もLD集めてたから、よーく理解できます。

一応、裕平くんが何故、化け物に憑かれやすいかという謎は解明して終わります。1巻で完結…。よく古本屋で未完で終わっている前のバージョンの単行本を見つけるけど、結局は打ち切りか何かで終わったってことなのかな?


お薦め度:★★




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成城紅茶館の事情 著:スエカネクミコ [サ行(コミック)]

成城紅茶館の事情

BLOOD+の番外編コミックなどを手がけていたスエカネクミコの1巻読み切り作品。

片思いの相手が親友と付き合い始めてしまったので失恋中の高校生・士乃、立ち寄った“成城紅茶館”でケーキのやけ食いをしていたところ、店主の修次から得体の知れない紅茶を飲まされ、なんと紅茶を飲むと女になるという特異体質になってしまった。そこへ意中の女の子・丸山が偶然現れ…実は男よりも女が興味あることが判明!めでたく士乃は丸山から告白されることに…もちろん女に変身中の時であり、相手は正体を知らない…。

いたいけな高校生が、傍若無人な変な紅茶屋のおっさんに関わったことから、紅茶を飲むと女の身体(しかも巨乳)になっちゃうという特異体質になっちゃって、原因解明するまでアルバイトする羽目になるという…なんだか導入部は×××Holicらんま1/2。2話目以降で…他の紅茶屋の人間も紅茶を飲むと何か異変が起きることが判明し…やっぱらんま1/2(笑)

で、知らないうちに、男が男と、女が女と…でも片ほうの中身は?みたいな、もうホモとレズまでもがグチャグチャになって、暴走してるうちに終わってしまった、まったく変なエロラブコメ。結局、身体…元戻らないし(あっ、何気にネタバレしちゃったか?)らんま同様、中身は男だけど巨乳はいっぱい拝めるので、その手の作品が好きな人にはお薦めかも?


お薦め度:★★




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キズナ 著:結城稜 [カ行(コミック)]

キズナ(1)

昨年の夏ごろヤングガンガンコミックで出た作品で、サイコサスペンスもの。結城稜って漫画家さんは自分は初めてだったんだけど…検索とかすると、やっぱりエロ系で活躍してる人みたいだね。ガンガンなんで、そんなに過激なものじゃないけど…この作品にもエロ要素がちゃんと入ってます。

ショップ店員の花穂あおいは、職場にも恵まれ、おまけに美容師の彼氏までいて、何不自由なく暮らしているように見えたが、彼女には暗い過去があった…。幼い時に両親と双子の姉を事故で亡くし、その後、義母も他界。2人の母親が両方とも21歳で亡くなっていることから、自分が21歳になることも恐れていたのだが…。誕生日が近付くにつれ、奇妙な悪夢に悩まされ、ついには身近な人間が殺されるという殺人事件まで発生してしまう…。

実は、双子の姉が生き残っており、その姉が何やら悪だくみを計画しているというのは、早い段階から判明するんですけど…はてさて、ほかにもいろいろな事柄が複雑に絡み合っているようです。

あおいの姉の方を捜しているらしいロックバンドのにーちゃんとかね、いったいどんな秘密が隠されているのか?今後、事件にもっと深く巻きこまれていくだろうあおいと、恋人との関係なんかも気になるところです…。あおいの身近な人間が殺されてしまった殺人事件の真相なんかも早く知りたいですね。

展開が読めそうで、読めない…まだまだ謎は広がり、深まりそうな気配。導入部は面白かたので、結末に向かってどんでんがえしなんかも期待したいです。現在はまだ1巻しか出てないようですね…続きが楽しみ。


お薦め度:★★★




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ライブス LIVES THE MONSTER's WORLD 著:田口雅之 [ラ行(コミック)]

ライブス(1)

「バトルロワイアル」(コミック版)、「ブラックジャックネオ」の田口雅之が描く、オリジナルもの。獣化した人間がバトルを繰り広げる、サバイバルアクション。

関東地方に巨大隕石が落下…人間は獣化してしまい、互いに喰らいあう地獄と化してしまった。人の形として生き延びた人々も、やがて獣化してしまう???

隕石が落下してきて、あっという間に異世界、地獄と化してしまったんだけど、何人かは、何故か無傷で生き残っている。それが、セクシーアイドルだったり、高校生の武道家だったり、高校生の兄妹だったり…。

人が化け物に変身してしまうという、この地獄のような土地で生き延びていかなければならないんだけど…やがて自分たちも、そのような姿に???って感じの展開。

デビルマンみたいなダークヒーローっぽいものなのかな?なんとなく永井豪チックか?

それぞれメインキャラが、隕石落下に遭遇する前後が描かれており、なんでこんな世界が誕生してしまったかというのは謎のまま。追々、そういうものも描かれるのだろう。

2007年7月にライブス(2)が発売になったので、半年くらいすれば100円コーナーで見つけられるだろう(笑)


お薦め度:★★



オリジナル記事更新日時:2007-09-19 22:46:17

追記

ライブス(2)

1巻を読んでからだいぶ経つけど、ようやく2巻を100円コーナーで見つけた「ライブス」…さぁ、どんな展開が待ち受けているのかと、期待してたら…巻頭の作者の言葉でいきなり“ここで中断です!”という発言が目に飛び込んできた。

少ない登場人物を容赦なく切り刻んでいくというグロ描写、前にも書いたけど永井豪に通じるバイオレンスなアクションがなかなか魅力的だったんだが…結局中途半端に終わってしまった。

これから主人公たちはどうなっちゃうのか?なんで、こんな世界が誕生したのかな?という部分は、意味深ならラストを読んで想像してくれよってことなんでしょう。この物語をちゃんと描き続けてくれたら、もっと面白くなっていたんではないだろうか?って思うんだけどね~残念。


お薦め度:★★



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月光のカルネヴァーレ 原作:ニトロプラス 脚本:下倉バイオ 画:隅田かずあさ [カ行(コミック)]

月光のカルネヴァーレ(1)

元ネタは同名タイトルのゲームだそうで、そのコミカライズ。小説とかCDとかガレキとかいろいろ出ているそうですが、自分はこのコミックで、その存在を知りました。画が好きだなぁって思ったら、前にここでも書いたウィッチブレイド丈琉を描いていた人なのが分かり期待が高まる。

人狼ロメオに仕える自動機械人形“オートマタ”のアンナ…記憶をなくしていたアンナをロメオが拾ったことがきっかけで、魔物と人形の抗争が始まり…次々にアンナと同じようなオートマタが、ロメオたちの前に現れ襲いかかる!

アクションとちょっぴりのエロを美麗作画で見せるという、オタク好みの作品。ってことで、好きです(笑)ゲームの存在を全く知らなくても楽しめました。

人間の世界に溶け込んでいるいろいろな化け物が出てきて、どうやらそいつを倒すためにオートマタという存在があるんだけど、アンナはどういうわけか記憶をなくしており、化け物側についているっていうのが1巻で理解できた内容です。化け物も人狼のロメオ以外にも、いろいろと出てきます。

あとがきで、何故メイドなのか?と問われた脚本家が“趣味”ときっぱりと断言していたのに笑った。ただ、昔は、似たようなメイドものなんて、ってどこか蔑んでみていた部分もあったんですけど、この作品に限って言えば、暗い過去、運命を背負っているようなんだけど、やたらノーテンキなアンナの愛くるしい表情になんだか癒されました。

続刊ありですが、2巻目はまだ出ていないそうで…今後も読み続けたいなって思った。


お薦め度:★★




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XX エクスクロス 原作:上甲宣之 画:プロダクションI.G [ア行(コミック)]

XX

映画化もされた上甲宣之のスプラッター小説そのケータイはXX(エクスクロス)でをコミック化したものだが、ストーリーや結末は原作とも映画とも異なるものに大幅に変更。もともとは、携帯配信されたものだそうで、それを書籍化。田島昭宇が表紙とキャラクター原案を手がけているが、中身はアニメスタジオ、プロダクションI.Gの原画スタッフが担当。

失恋直後のしよりは、後輩の愛子とともに、阿鹿里村へ温泉旅行にやってきたが、なんと失恋の原因になった、彼氏の浮気相手が愛子だったということを知り、二人は別行動をとる羽目になるのだが…そんな2人に魔の手が迫っていた…。

原作小説も読んだし、映画も見たけど…原作の余分な部分を排除し、かなり簡潔に、大雑把に、スプラッターとしてはけっこうテンポもあり、馬鹿馬鹿しくて面白かった映画版に比べると、このコミック版は逆に、新しいアイデアがいっぱい盛り込まれている。

ただ、ひとつひとつのアイデアが生かしきれないうちに次の展開へ行っちゃうし、話のつながりが分かりにくいところもあるし、原作や映画のような手に汗握るスリル感があまり味わえず、決してボロくそに貶す程つまらなくはないですが、正直思ったほど面白くなかったというのが本音。

オールカラーだし、さすがIGの原画スタッフなんで、作画も奇麗なんだけど(カラーがあだになり、逆に暗すぎてなんだかわからないシーンもいくつかあったが)、シナリオが原作の面白さを生かし切れていないです。

田島昭宇の表紙がカッコイイだけに、ちょっと騙されたかなって思っちゃう。映画公開に合わせて、本屋で平積みされてる時に買わなくて良かったかな。


お薦め度:★★




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逆走少女 終わらない夏休み 原案:大塚英志 脚本:久保田浩康 画:ともぞカヲル [カ行(コミック)]

逆走少女

2007年10月発売のコミックを100円コーナーでGET!まだ1巻しか出ていないようだけど、続刊あり。作画は、電撃コミックらしく萌え系ではあるが、さすが大塚英志が企画に関わってるだけあり、中身は意外と本格的にSFしててちょい難解。

女子高生の向後兎子は8月31日の夏休み最終日を何度も繰り返していた…目覚めると必ず同じ日の朝に戻ってしまうのだ。しかし、自分でももう何度目の31日か忘れかけていた時に変化が…突然、現れた転校生・日寺リクオ。彼が現れたことで…代わり映えのしなかった人間関係に変化が生じ、ついには…。

ってことで、これ以上書くと、ネタバレになるので気になる方はコミックで続きを。アニメ映画の時をかける少女がヒットしたからね~、時かけチェック、なぞの転校生チャックなジュブナイル的物語。

やっとこ状況が飲み込めてきたと思うと、さらに新たなる展開がスポーンと起きて、うわぁってなります。タイトルが「逆走少女」ですから、だいたい何が起きるか予想はつくと思いますが…。基本的にはラブコメもありな、SFサスペンスですよね。誰が、何のためにこんなことをしており、どうやったらこの不思議な空間から脱出できるのか?主人公がどのような状況に陥っているのかは、後半で少し明るみになりますが、本格SFは好きだけど、実はその原理とか理解するのが苦手な自分には、まだまだ半分くらいしか飲み込めてないかな(笑)

向後という名前が示すとおり、やたらと思考が後ろ向きな主人公が、ようやく前向きな考えを見せ始めてきたので、今後の物語は事件の解決へと流れていくのだろう。続きはまだ発売していないようですが、2巻くらいで終わってくれると、非常にうれしいです(笑)


お薦め度:★★★




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鉄人奪還作戦 原作:横山光輝 画:さとうふみや [タ行(コミック)]

鉄人奪還作戦

またまた久々の更新…古本屋に行って仕入れはしてくるのに、読む暇がないと、漫画本も積読状態が続くとかなり大変です。この三連休で、少し減らさないとなぁと思って読み始める。でも、なぜか先入れ先出し法(笑)…最近、見つけたものを先に読んじゃうんだよね、コレが…つい。

で、久々の更新1発目がコレ…1年くらい前に出た、「金田一少年の事件簿」とか「探偵学園Q」とかを描いていた、さとうふみやが「鉄人28号」に挑戦…金田一少年が金田少年を描くという面白い組み合わせ。昨年公開されたアニメ映画「鉄人28号 白昼の残月」(DVD発売決定! )あたりの連動企画なのかな????

国家プロジェクトの「鉄人開発計画」を進めていた研究所で謎の爆発事故が起き、開発者と開発中の鉄人が行方不明に…。アメリカから呼び戻された少年探偵・金田正太郎が事件解決に乗り出すが…背後に犯罪組織PX団の影が…。

正太郎くん、ちょっとカッコイイです(笑)このビジュアルだったら、車の運転してもいいのにって思ったけど、運転役はしっかりと大塚署長。助っ人として出てくるライバルのギャング村雨一味からマシンガンを受け取ったりね、なかなかイケてます。

基本的には今川版のリメイクアニメにも近いかなって感じる、お約束なストーリー展開だけど…パソコンとか現代的な設定も多く、なんと鉄人のコントローラーが、 iPod風なのねん(笑)ちょっと味気ないか?

1巻読み切りなのは、シリーズものを根気よく集めるのが苦手な自分みたいなタイプの人間には向いているが、誕生編ということで、この先を期待させるところで終わっているのがやっぱり勿体ないか?ぜひ、ブラックオックスが登場するような続編を期待したいです。でも、けっこう楽しめました、面白かったです。


お薦め度:★★★




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