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エル・カザド 原作:Project Leviathan 画:廣瀬周 [ア行(コミック)]

エル・カザド

同名アニメ作品のコミカライズ…名前だけは知ってたけど、アニメは見てません。美少女ガンアクションというキャッチフレーズに惹かれて…全1巻で完結。

賞金首として追われているエリスを助けながら旅する女賞金稼ぎのナディ…目指すはエリスの故郷だというウィニャイマルカ“永遠の場所”…しかし行く手には様々な障害が待ち受ける!?

作者は初単行本だそうですが、画はそこそこ上手で、女の子はエロク、アクションはかっこよく描ける人なので、自分の好きなタイプ。

ただ…アニメとかは本当はもっと長いストーリーなんでしょ?同じストーリーかどうか、見てないからわからないんだけど、1つの話が終わって次の話になった時に、間が飛んだよような印象…アレ、もう次の展開が山場に差し掛かってるぞ???みたいな印象を受けてしまう箇所がいくつかあり、1巻で終わらせちゃうのがなんか勿体ない。

やっぱり、アニメの方を見ている人が、雰囲気を楽しむための作品にしかなってないよね。だから一つの作品として捉えると消化不良。巻末に清水愛伊藤静というアニメ版の声優さんのインタビューが載ってました。


お薦め度:★★




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XX エクスクロス 原作:上甲宣之 画:プロダクションI.G [ア行(コミック)]

XX

映画化もされた上甲宣之のスプラッター小説そのケータイはXX(エクスクロス)でをコミック化したものだが、ストーリーや結末は原作とも映画とも異なるものに大幅に変更。もともとは、携帯配信されたものだそうで、それを書籍化。田島昭宇が表紙とキャラクター原案を手がけているが、中身はアニメスタジオ、プロダクションI.Gの原画スタッフが担当。

失恋直後のしよりは、後輩の愛子とともに、阿鹿里村へ温泉旅行にやってきたが、なんと失恋の原因になった、彼氏の浮気相手が愛子だったということを知り、二人は別行動をとる羽目になるのだが…そんな2人に魔の手が迫っていた…。

原作小説も読んだし、映画も見たけど…原作の余分な部分を排除し、かなり簡潔に、大雑把に、スプラッターとしてはけっこうテンポもあり、馬鹿馬鹿しくて面白かった映画版に比べると、このコミック版は逆に、新しいアイデアがいっぱい盛り込まれている。

ただ、ひとつひとつのアイデアが生かしきれないうちに次の展開へ行っちゃうし、話のつながりが分かりにくいところもあるし、原作や映画のような手に汗握るスリル感があまり味わえず、決してボロくそに貶す程つまらなくはないですが、正直思ったほど面白くなかったというのが本音。

オールカラーだし、さすがIGの原画スタッフなんで、作画も奇麗なんだけど(カラーがあだになり、逆に暗すぎてなんだかわからないシーンもいくつかあったが)、シナリオが原作の面白さを生かし切れていないです。

田島昭宇の表紙がカッコイイだけに、ちょっと騙されたかなって思っちゃう。映画公開に合わせて、本屋で平積みされてる時に買わなくて良かったかな。


お薦め度:★★




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anim. アニマート 原作:高嶋哲夫 画:八坂考訓 [ア行(コミック)]


anim.(1)

anim.(2)

anim.(3) 

ブックオフの100円コーナーにて1~3巻をまとめて見つけたので購入。

高校生の男女が、大型地震に直面し、サバイバルに生き抜く姿を描いた、「日本沈没」系のお話。

ヒロインが美少女天才チェロ演奏者で、同じ高校の冴えない新聞部員がインタビュー取材をした日に、地震が襲うって展開。ミステリー作家の高嶋哲夫(地震系のパニック小説で有名)が原作を担当しているので、リアルな部分と、エンターテイメントな部分との按排が良い。

地震直後の、避難所の様子などが克明に描かれているので、新潟県中越沖地震の被災者の方々の大変さを実感できない方は、読んでみるのもいいかもしれない。

3巻が意外とキリが良かったので、終わりかと思ったら…まだまだ続く見たい。最近anim.(4)が発売になった。また、100円コーナーで見つけたら続きを読もうと思っているので、いつになるやら。また、続きを読んだら追加更新予定。


お薦め度:★★★



オリジナル記事更新日時:2007-07-23 10:07:48

追記

anim.(4)

このブログを始めた直後、7月頃に読んだ「アニマート」の続巻を見つけたので早速読む。3巻で物語のキリが良かったのに、続きがあるなんて不思議だなぁって思ってたんだけど…この4巻、ちょっと蛇足気味。第二部ってことだけど…この本で本当の最終巻になるみたい。

主人公の10年後の話と、主人公以外の人たちが体験した災害の様子をおさめたもの。今巻で綴られるひとつひとつのエピソードは、1~3巻同様に感動的だし、もし自分達が同じような災害に遭遇してしまった時に、気をつけなければいけないことというのをしっかりと描いているんだけど、どーせだったら、本筋と同時進行で読ませた方が、物語としての緊迫感は増したはずである。

あと、エレベーターの中に閉じ込められてしまうが、そこに殺人鬼が乗り合わせるという話は、ちょっとなぁ…。シュチエーション自体はなくもない話だろうが…オチなどがちょっとね、完璧に別の漫画になってるし(笑)このエピソードが、いちばん興ざめしたかな?

ほんと、1~3巻を台無しにしてしまった感が強い、本当に蛇足な巻でしたよ。決してつまらなくはないんですけどね…。この巻だけ単独で読むと、評価はやや低めだな。


お薦め度:★★




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アリスの照星 原作:柿沼秀樹 画:長谷川光司 [ア行(コミック)]

アリスの照星(1巻)

現在は3巻まで発売中…アリスの照星の1巻を100円コーナーで見つける。大好きな、女の子が銃をドンパチ撃ちまくって暴れる系のアクション漫画。とにかく、この手の安易な企画大好きやねん(笑)ちょっと…角川で出てるいのうえ空ゼロインに似てないでもないが…。

民間軍事会社シールドのコードネーム、ALICE11の正体は16歳の女子高生、ヨーコちゃん!母親と同じ道を進んだ、ヨーコちゃん…ようやくライセンスも与えられ、現場でそれなりの大活躍をするって感じのお話。シールドのライバル組織として、ガジェットという悪党組織が出てくる。

主人公の女の子は闘うたびに、パンチラするは、仲間のオヤジたちからセクハラ受けるはと…適度なお色気あり。ヘリ相手に戦ったり、観覧車から狙撃したりと…ガンアクションのバリエーションは豊富。毎回、使用した銃の説明が、各エピソードの最後に載ってるなど、ガン漫画の基本はバッチリ抑えてます。

パクリっぽい、どこにでもありそうなネタ、企画だけど…単純に楽しい。


お薦め度:★★




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Ergo Proxy センツォン・ヒッチャーズ&アンダーティカ 原作:manglobe 画:原尾有美子 [ア行(コミック)]

センツォン・ヒッチャーズ&アンダーテイカー(1)

前にWOWOWで放送されていたTVアニメシリーズエルゴプラクシーの番外編的なお話をコミック化したもの。自分はDVDでアニメを少し見たことがあるんだけど、本編を知らなかったり、あまり覚えてなくても、SFファンタジーものとして楽しめる構成になっているのは好感がもてる。

傷ついたビンスが目覚める間に、オートレイヴのピノは老人からある物語を聞かされる…それは天文学者レオーノと、看護型(看護婦)オートレイヴ、ドロシー・オブ・ガーランドが偶然出会い、星を見るための旅をするというものだった…。

アニメに出てくる、ピノというキャラが、聞かされている物語という設定なのが、漫画の本編。たぶん、アニメ本編を全部見てると、もっとこの漫画も楽しめるのだろうと思うんだけど、知らなくても大丈夫。

ただ、ウィルス感染でロボットが感情を持ってしまうというアニメの設定、テーマあたりは理解しておいた方が物語に入り込みやすい。

ドロシーが自己紹介するたびに、“さすらいの看護婦さんですっ”と決めポーズするのが、毎回のお約束で、けっこう好きかも(笑)“さすらいの看護婦”ってフレーズがなんかいい。

続きのセンツォン・ヒッチャーズ&アンダーティカ(2)が出ているそうなので、ブックオフの100円コーナーで捜索中。


お薦め度:★★




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M.C.☆LAW エムシーロウ 知立護弁護士事務所 原作:剣名舞 画:浅田有皆 [ア行(コミック)]



M.C.・law(1)

M.C.・law(2)

M.C.・LAW(3)

コミックバンチに連載されてた移植の弁護士漫画…たぶん3巻目で完結してるみたい?続きも出てないみたいだし…。

かつて渋谷のギャングを束ねていた、最強のヤンキー兄ちゃんが、父親の後を継ぎ、若干16歳で司法試験をパスし、18歳で見事弁護士に!ただし、自由人な正確なので…弁護士事務所には依頼人が来なくて、閑古鳥が…。でも、毎回のように友達や親戚絡みの事件が起き…ヤンキー時代の昔のツテも利用して、最番を勝ち抜いていくってお話。

元ストリートギャングのボスが、人助けのために昔の不良仲間を頼るってあたり、なんかさ、石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」な主人公を逆転裁判(弁護士もの)にしちゃったみたいな…パクリとパクリをうまく合わせたようなネタやね。

1巻目の冒頭で…痴漢冤罪になりかけてるサラリーマンを助けるという、「それでもボクはやっていない」を未然に防ぐ方法をサラリと紹介。ああ、この方法…TVで橋本弁護士も語ってなぁって思いながら、けっこうためになるじゃんって気持で読み始める(笑)

最初は美容整形の医療ミス、借金の自己破産、親権争いと身近にありそうな事件できたけど、途中からアイドルが殺されちゃった殺人事件とか、政治家のバカ息子が、孕ませた女を殺したのを、心神喪失で逃げきろうとする悪徳弁護士の対決など、ドラマチックに展開していき、けっこう面白い。

ただ、ラストエピソード(3巻目の一番最後の事件)のおなさ馴染みが巻き込まれた、産廃処理をめぐる不正に関する事件は、題材的には面白いのに、弁護士ネタからかなり逸脱し、ただ単にスパイまがいの冒険譚をやっただけで、無理やり事件を解決するなど…なんか、人気がなくて打ち切りにでもなったんじゃないかと思わせる、唐突で強引な終わり方で拍子抜けした。


お薦め度:★★




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凹村戦争 著:西島大介 [ア行(コミック)]

凹村戦争

早川書房のSFシリーズ、J-COLLECTIONという、SF作品(本当は主に小説ばかりなんだけど)を出してるレーベルから出ていた書き下ろし漫画。2004年発刊で、定価は1300円もした…、が、自分はもちろん100円コーナーで見つけた。

携帯電話もラジオの電波も届かない、TVだってNHKしか映らない、外界と隔離された場所、凹村(おうそん)に住む、高校受験を控えた中学生たちの前に、突如、空から“モノリス”ではなく、物体“X”が降ってきた!?

H.G.ウェルズと、オーソン・ウェルズにオマージュを捧げたという、SF小説やSF映画(時々、ランボーとか出てくるけど)の小ネタ満載のシュールなSF青春もの。どうやら、外の世界では何かが起きているらしいんだけど…情報を得る手段があまりない。村に一軒だけあるレンタルビデオ屋で、なぜかそこではネットもつながってる…。

少しずつ壊されていく…平和な日常。中学生という不安定な時期の心の葛藤…受験勉強?戦争?侵略?そんなもんより、SEXしてる方が気持ちがいい!(笑)

ノホホンとした西島大介の絵、シュールで、とぼけた話なのに、最後まで読むと、なんかガツンと頭を殴られたような気分になり、ちゃんとSF作品になってます。おもろかったです。


お薦め度:★★★




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EDGE 黄昏の爆弾魔 原作:とみなが貴和  画:緋乃鹿六 [ア行(コミック)]

Edge黄昏の爆弾魔(1)

女の子向けの講談社X文庫ホワイトハートで同名の人気小説シリーズ、現在は一般向けの通常の講談社文庫でも発刊されているとみなが貴和のEDGEシリーズをコミック化したもの。自分も、このコミック版の連載に合わせ、講談社文庫で再刊された、原作本を読んだ。

原作の小説は、とりあえず、この“黄昏の爆弾魔”に関しては1冊で完結していたが、コミック版は途中まででした。(続刊が8月末に発売予定:EDGE黄昏の爆弾魔 2

かつて幾多の難事件を解決した天才プロファイラーの主人公…ある事件をきっかけに引退していたのだが、都内で続発する連続爆破事件、通称“黄昏の爆弾魔”の捜査のため、警察に駆り出されるって話。

多少、アレンジはあるが、ほとんど原作小説に忠実な展開なので、自分が小説を読んだときのイメージの補完的な役割を果たしてくれる。

ある事故により脳が退化してしまい、幼児並の知能になってしまったが、テレパシーやら超能力で、プロファイラー大滝錬摩を助ける相棒の宋一郎の存在なんかは、小説で読むといかにも漫画な設定に感じたんだけど、逆に、今回は漫画なので、すんなりとその設定も受け入れられたかなと。

原作を知っているので、急いで続刊を読む必要もないかなって思う。


お薦め度:★★




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IWGP[電子の星] 原作:石田衣良 画:朝基まさし [ア行(コミック)]

IWGP電子の星

ドラマ化もされた石田衣良の人気小説、池袋ウエストゲートパークをマガジンでコミック化したもの。他の出版社、他の漫画家により既に過去にも漫画になっているが、個人的にはこちらの朝基まさしの方が好きかな?1巻読み切り…。IWGPの小説は読んだことあるけど、この原作小説は未読。

マコトの活躍ぶりをネットで知ったヒッキーの少年が、田舎から、行方不明の友人を捜しにきて、アンダーグラウンドな世界にびっくり仰天するって展開ですね。

ぶっちゃけ、過激なSM…人体解体ショーがからんでくるんだけど、このネタ、他の作家のミステリーで読んだことがある。ちょっと内容が酷似していたけど、どっちが先に小説は発表されたのか、定かじゃないなぁ。

原作読んでないから比較できないけど、サクサクと黒幕までたどり着いた感じで、ミステリー的には弱いかな?もうちょっと調査に行き詰まり、読んでいる最中にハラハラさせてほしかった。ただIWGPの雰囲気はちゃんと出ていたかなって思う。


お薦め度:★★




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EVE ~new generation~ 画:藤真拓哉 原作:EVE new generation製作委員会 [ア行(コミック)]

EVE~new generation

人気アドベンチャーゲームのEVEシリーズの最新作「EVE new generation」をコミック化したもの。過去のゲーム版シリーズはプレイしてるけど、これは未プレイ(パソコン版の体験版はダウンロードして少しやった)。ってことで漫画を買ってみたのだが…ゲームで売りの2人の主人公のして視点を変えて楽しむという、マルチサイト的な部分は省略されており…探偵の天城小次郎メインの話になっていた。だから1巻で話は完結、なんだかあっ気ない印象。

内閣情報調査室の北条まりなからの依頼で、美少女タレントの護衛をすることになった探偵の天城小次郎。実は、実父に命を狙われており、既に報道では“殺された”ことになっていた…。

ゲームのnew generationも、内容は同じなのかな?18禁のPCの体験版はネットでダウンロードしてちょっとプレイしたけど、内容はだいぶ違うような。後半でいかにもEVEっぽい、お約束のテーマが真相として明かされるものの、過去のゲーム版や小説版ほどの面白さは味わえず。やっぱり、まりな視点をほぼカットしているのが、味気ないっすねぇ。これじゃ、ただの萌え風ミステリーって感じかな。絵もゲーム以上に萌え萌えな感じでした。

ゲームのシリーズが好きだったので、ちょっとイマイチ。



お薦め度:★




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