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キズナ 著:結城稜 [カ行(コミック)]

キズナ(1)

昨年の夏ごろヤングガンガンコミックで出た作品で、サイコサスペンスもの。結城稜って漫画家さんは自分は初めてだったんだけど…検索とかすると、やっぱりエロ系で活躍してる人みたいだね。ガンガンなんで、そんなに過激なものじゃないけど…この作品にもエロ要素がちゃんと入ってます。

ショップ店員の花穂あおいは、職場にも恵まれ、おまけに美容師の彼氏までいて、何不自由なく暮らしているように見えたが、彼女には暗い過去があった…。幼い時に両親と双子の姉を事故で亡くし、その後、義母も他界。2人の母親が両方とも21歳で亡くなっていることから、自分が21歳になることも恐れていたのだが…。誕生日が近付くにつれ、奇妙な悪夢に悩まされ、ついには身近な人間が殺されるという殺人事件まで発生してしまう…。

実は、双子の姉が生き残っており、その姉が何やら悪だくみを計画しているというのは、早い段階から判明するんですけど…はてさて、ほかにもいろいろな事柄が複雑に絡み合っているようです。

あおいの姉の方を捜しているらしいロックバンドのにーちゃんとかね、いったいどんな秘密が隠されているのか?今後、事件にもっと深く巻きこまれていくだろうあおいと、恋人との関係なんかも気になるところです…。あおいの身近な人間が殺されてしまった殺人事件の真相なんかも早く知りたいですね。

展開が読めそうで、読めない…まだまだ謎は広がり、深まりそうな気配。導入部は面白かたので、結末に向かってどんでんがえしなんかも期待したいです。現在はまだ1巻しか出てないようですね…続きが楽しみ。


お薦め度:★★★




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月光のカルネヴァーレ 原作:ニトロプラス 脚本:下倉バイオ 画:隅田かずあさ [カ行(コミック)]

月光のカルネヴァーレ(1)

元ネタは同名タイトルのゲームだそうで、そのコミカライズ。小説とかCDとかガレキとかいろいろ出ているそうですが、自分はこのコミックで、その存在を知りました。画が好きだなぁって思ったら、前にここでも書いたウィッチブレイド丈琉を描いていた人なのが分かり期待が高まる。

人狼ロメオに仕える自動機械人形“オートマタ”のアンナ…記憶をなくしていたアンナをロメオが拾ったことがきっかけで、魔物と人形の抗争が始まり…次々にアンナと同じようなオートマタが、ロメオたちの前に現れ襲いかかる!

アクションとちょっぴりのエロを美麗作画で見せるという、オタク好みの作品。ってことで、好きです(笑)ゲームの存在を全く知らなくても楽しめました。

人間の世界に溶け込んでいるいろいろな化け物が出てきて、どうやらそいつを倒すためにオートマタという存在があるんだけど、アンナはどういうわけか記憶をなくしており、化け物側についているっていうのが1巻で理解できた内容です。化け物も人狼のロメオ以外にも、いろいろと出てきます。

あとがきで、何故メイドなのか?と問われた脚本家が“趣味”ときっぱりと断言していたのに笑った。ただ、昔は、似たようなメイドものなんて、ってどこか蔑んでみていた部分もあったんですけど、この作品に限って言えば、暗い過去、運命を背負っているようなんだけど、やたらノーテンキなアンナの愛くるしい表情になんだか癒されました。

続刊ありですが、2巻目はまだ出ていないそうで…今後も読み続けたいなって思った。


お薦め度:★★




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逆走少女 終わらない夏休み 原案:大塚英志 脚本:久保田浩康 画:ともぞカヲル [カ行(コミック)]

逆走少女

2007年10月発売のコミックを100円コーナーでGET!まだ1巻しか出ていないようだけど、続刊あり。作画は、電撃コミックらしく萌え系ではあるが、さすが大塚英志が企画に関わってるだけあり、中身は意外と本格的にSFしててちょい難解。

女子高生の向後兎子は8月31日の夏休み最終日を何度も繰り返していた…目覚めると必ず同じ日の朝に戻ってしまうのだ。しかし、自分でももう何度目の31日か忘れかけていた時に変化が…突然、現れた転校生・日寺リクオ。彼が現れたことで…代わり映えのしなかった人間関係に変化が生じ、ついには…。

ってことで、これ以上書くと、ネタバレになるので気になる方はコミックで続きを。アニメ映画の時をかける少女がヒットしたからね~、時かけチェック、なぞの転校生チャックなジュブナイル的物語。

やっとこ状況が飲み込めてきたと思うと、さらに新たなる展開がスポーンと起きて、うわぁってなります。タイトルが「逆走少女」ですから、だいたい何が起きるか予想はつくと思いますが…。基本的にはラブコメもありな、SFサスペンスですよね。誰が、何のためにこんなことをしており、どうやったらこの不思議な空間から脱出できるのか?主人公がどのような状況に陥っているのかは、後半で少し明るみになりますが、本格SFは好きだけど、実はその原理とか理解するのが苦手な自分には、まだまだ半分くらいしか飲み込めてないかな(笑)

向後という名前が示すとおり、やたらと思考が後ろ向きな主人公が、ようやく前向きな考えを見せ始めてきたので、今後の物語は事件の解決へと流れていくのだろう。続きはまだ発売していないようですが、2巻くらいで終わってくれると、非常にうれしいです(笑)


お薦め度:★★★




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機動戦士ゼータガンダム1/2 原作:矢立肇 富野由悠季 画:長谷川裕一 [カ行(コミック)]

機動戦士ゼータガンダム1/2

過去にもクロスボーン・ガンダムなど描いている長谷川裕一のガンダムコミック。メカ描写とかは、ほかのリアルなガンダム漫画に比べるとダサイんだけど…毎回、ぶっ飛んでてけっこう楽しめる長谷川作品。今回は、Zガンダムの映画版に合わせた企画だったみたいね。全1巻で完結。

ティターンズでガンダムマークⅡのテストパイロットをやっているエドガー・エドモンド・スミスは、ベテランパイロット、カン・ウーが駆るRX-78の補給用パーツを用いたレプリカ機、通称ハーフガンダムになかなか勝てないでいた…。

という出だしなんだけど…後半は、主人公のエドガーくんはエゥーゴに寝返って、そこで試作の可変MSをZっぽく偽装した通称1/2Z(ハーフゼータ)に乗ってます。ティターンズに捕まったアムロを救出するって、オリジナルな展開があるんですけど、やっぱり正規のガンダム史とすり合わせるためか、長谷川裕一らしい仕掛けがあって笑える。漫画だから成立するよ。

最後は主人公が違う番外編があるんですが…一応、つながった物語になっている。

全体的にガンダムというよりは、スパロボ気分?(笑)細かいとこで、ちゃんと正規のZガンダムの設定を生かしており、面白く読めたんだけど、この間読んだガンダム漫画「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー-カイ・シデンのレポートより-」なんかに比べると、まだまだだね。


お薦め度:★★




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機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー-カイ・シデンのレポートより- 著:ことぶきつかさ [カ行(コミック)]

機動戦士Zガンダムデイアフタートゥモロー(1)

機動戦士Zガンダムデイアフタートゥモロー(2)

映画で復活した新訳Zガンダムの溝を埋めるような、外伝ガンダム漫画。ファーストガンダムに出てきたメインキャラや、Zに出てきたマニアックなサブキャラたちとカイ・シデンが接触して…いろいろな裏話を語るというコンセプト?

一年戦争時、ガンダムを駆って戦ったアムロ・レイと共にホワイト・ベースのクルーだったカイ・シデン。今では、軍の仕事を離れ…ジャーナリストとして活躍し…戦争の爪痕を取材して回っているのだが、ひょんなことから反地球連邦組織エゥーゴの活動に協力するようになっていく…。

自分も今までに、いくつかガンダム漫画を読んでいるけど…久々に本当に面白いと思える作品だった。中には、ガンダムという名前に負けており、中身が薄いもの、キャラやメカの描写が可愛かったり、かっこよかったりという程度の内容の作品が多い中…ファースト世代のガンダムファンも、納得できる内容の濃い作品に仕上がっているのがうれしい。

各エピソード後に、作者と担当さんによる作品の思い出話が載っているんだけど、毎回、相当苦労して調べて、構成や設定を考えているんだなぁっていうのが理解できますね。これ、本当にガンダムオタクじゃないと描けないね(笑)

確かにこの漫画独自の解釈なんだけれども…富野由悠季が描きなおした新訳Zの溝を埋める補完的な作品として、納得させるだけのガンダム的なリアリティはありますよね!意外なゲストキャラクターが登場したりと、OVAのMSイグルー並にマニアックで通好みな作品。

2巻の巻末…ガンダム縁の声優陣のコメントの中で古谷徹氏も語っていたが、これこそアニメで見たいぞ!そうそう、1巻ではカイ役の古川登志夫、2巻ではシャア役の池田秀一のインタビュー、そのほかガンダム声優のコメントが載っているので、そんなとこもファンには嬉しい内容だった。


お薦め度:★★★




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烏丸学園ガンスモーキーズ 著:たもりただぢ [カ行(コミック)]

烏丸学園ガンスモーキーズ(side A)

とある学園を舞台に、生徒会とサバイバルゲーム同好会がサバゲーで対決するっていうアクション漫画で、ラブコメとかいろいろな要素も満載。同時期に発刊されたらしい烏丸学園ガンスモーキーズ(side B)と全2巻で完結している模様。作者は“初単行本”と言っていたので、そんなに有名な人じゃないみたい。

治安の悪化した私立烏丸学園は、生徒会長・神田夏海率いる生徒会の力で統治されたのだが…それに不満を持った者が現れた!元生徒会で、夏海の事を誰よりも想っている木場春介は、夏海に昔の自分を取り戻してもらいたいと、学園内で何でも屋と化したサバイバルゲーム同好会・月島秋人に相談。学園の自由を賭け生徒会と戦う羽目に…。

これを読んで、自分と同じように究極超人あ~るを思い出した人いない?生徒会長の西園寺まりいとの部室争奪を賭けた「春高の一番長い日」ってエピソード…まぁ、あれを本格的に延々とやるって漫画だよね(笑)島本和彦の「炎の転校生」、高橋留美子の「らんま1/2」とか…昔(自分が学生時代に読んでいた)で言う小学館系の学園バトル漫画に銃という概念を持ち込んだわけだけど、実銃じゃなくエアーガンだってことだ。

とにかく、そんなイメージ、ノリの作品で…ガンアクションなんかは映画のリベリオンのガンカタあたりを意識してるんじゃないかと?主人公の敵…生徒会軍団が美少女集団だったり、ラブコメ要素もあったりと、サービス満点。新鮮味は薄いが、漫画としてそれなりに面白く読めた。

2006年末にサイドB(2巻目)も同時発売してるようなので…根気よく探せば、古本屋の100円コーナーでも見つかるかもしれないなぁ。さっそく、今日から探索開始しよっと♪


お薦め度:★★



オリジナル記事更新日時:2007-11-25 11:04:42

追記

烏丸学園ガンスモーキーズ(side B)

この間読んだ、ガンスモの完結編となるside B(2巻目)を発見したので、早速、読んだ…。

大詰めを迎えた、サバゲー同好会VS生徒会…と思いきや、騒動を焚きつけた黒幕が登場し(side Aでチラリとこの展開をにおわしていたけど)、戦いは激化!生徒会長と春介の因縁の他に…サバゲー同好会の月島秋人にも深く関わりのある陰謀だったという展開へ。

延々とバトル、バトル、バトルの繰り返しという熱い作品だったんだけど…見どころはほんとそこだけでしたね(笑)けっこうカッコいいアクションを描く人なので、これで「ブラックラグーン」の広江礼威とか、「ジオブリーダーズ」の伊藤明弘レベルのストーリーがあれば、もっと面白かったかもしれない。これからの作品に期待しよう!?自分はこの人の画は好きなので、ストーリーがしっかりとした原作付の作品なんかを手がけてほしい!


お薦め度:★★




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仮面ティーチャー 著:藤沢とおる [カ行(コミック)]

仮面ティーチャー(1)

仮面ティーチャー(2)

この間読んだ「REVERND D レヴェレンド ディー」に続き藤沢とおる作品…不良学生たちを、破天荒な教師が破天荒な方法で更生していくという「GTO」に酷似・類似というか、グレードアップ版的作品だね。自分は2巻までGET。現在は3巻まで発売中で…12月発刊予定の最新刊(【予約】 仮面ティーチャー(4)(完))で完結するらしい。

不良の巣窟、極蘭高校に…新しく教師が赴任してきた。身体を鍛えることと、グラビアアイドルが大好きな荒木剛太だ。彼とともにもう一人、十文字隼人と名乗る教師が赴任してきており、剛太が受け持つクラスの副担任の筈なのだが…姿が見えない。そうこういっているうちに…剛太はクラスの不良たちから洗礼を受けコテンパにのされてしまったのだが…放課後になり副担任の十文字隼人こと仮面ティーチャー(正体不明の仮面を被った教師)が現れ、喧嘩を取り入れた独特な補習方法で次々と不良たちを抑え込んでいく!?

一応最初は、仮面ティーチャーの正体を隠しながらも、案の定、荒木剛太と同一人物という…なんのひねりもない展開ながら、ヤンキー軍団をのしていく仮面ティーチャーの姿に、爽快感を感じた。口で言っても聞かない半端なガキどもは、実力行使でこてんぱにのしちまえ!と。

ただ…2巻の後半になると、仮面ティーチャーの出番が激減(笑)生徒たちにスポットを当てて、物語が進むので、少々中だるみ気味に感じる。普通のヤンキー漫画になっちゃって…さらに一昔前の青春ドラマのように展開までシビアだし。

3巻以降では、仮面ティーチャーの活躍の場も復活しそうな気配なので、クライマックスへ向けてテンションが高まって欲しいなぁって思う次第。


お薦め度:★★




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ゴルディオスの結び目 原作:坂登陸 画:野瀬尚紀 [カ行(コミック)]

ゴルディオスの結び目(1)

ゴルディオスの結び目(2)

少年チャンピオン連載のコミックで…タイトルの「ゴルディオスの結び目」とは、発送の転換で難題を解決するって意味らしい。学校の勉強はできないが、謎とき大好きのエロバカ高校生が、古物商にスカウトされ…秘蔵品を手放そうとしないコレクターからギャンブル勝負で入手するって話。なんか小松左京の小説でそんなのあったなぁと思ったら、ちょっとタイトルが違って…“ゴルディアスの結び目”だった。意味はおんなじなんだけど、呼び方の違いだね(笑)

依頼を受けて美術品や骨とう品を探しだすいわゆる古物商のスタンリー商会。交渉課のアルバイト社員・森夏樹は上司の命令で、高校生の万丈ユウキをスカウトしに…ユウキは、謎ときと駆け引きの天才で目先の利益よりも、“難問への渇望”という彼の才能と性格が…仕事に役立つという。こうして夏樹とユウキのコンビが誕生、数々のコレクターと対決していく…。

香港映画の「ゴッドギャンブラー」に、「金田一少年の事件簿」と「ギミック!」を合わせたような話だね。お調子者でバカな高校生なんだけど…度胸と謎解きだけは天下一品。貧乳ヒロイン・夏樹ちゃんとの迷コンビぶりも愉快。

イカサマで、イカサマを打ち破るってとこはなかなか面白い。敵として登場する、ひとくせも、ふたくせもあるコレクターたちも面白いのだが、2巻の後半あたりから、スケールが級にデカくなった感じで、ちょっと興ざめ。

今後、主人公たちのライバルになるのであろうと思われる仮面を付けた謎のスカルが登場し、やたらと大仕掛けなトリックで主人公に挑む。個人的には、最初の頃の、ヤクザ相手にハッタリと度胸で勝負を挑むあたりの方が、まだリアリティがあって面白かったのになぁ~、急にここで漫画な展開になってしまったので残念。

今回は2巻まで一気に入手できたが、続きが現在は4巻まで出ているそうなので、今後は軌道修正してほしいなぁとちょっと思ったり。


お薦め度:★★




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GATE RUNNER[ゲートランナー] 著:吉富昭仁 [カ行(コミック)]

Gate runner(1)

Gate runner(2)

闘う美人凄腕お医者様(笑)の「RAY」シリーズの吉富昭仁による、ちょっとコメディ調なSFファンタジー系作品。全2巻で完結してます。

セカンドという特殊能力を持つ人間が増え始め、一般の人間がそれを蔑むようになった時代…。しかし、軍に所属し人間のために奉仕するセカンドもいた。セカンド部隊所属のマルコ曹長は、人の絆を通り抜ける脱獄犯ジョウを連れ、軍を脱走。実は自分の能力を忌み嫌い、ジョウの能力と入れ替えるため、能力入れ替えができるといわれる伝説の人物セカンド・イブを探す旅に出かけたのだ!

人の絆を通り抜ける?文章で書くと意味不明ですが…簡単に説明すると、AさんがBさんのことを心の中で思っていると…ジョウくんはAさんの体内へダイブ。するとBさんの元へ飛んで行ってしまうという凄い能力(笑)この能力を使って盗みや脱走を繰り返す盗人だったってわけです。「RAY」に出てきたレイちゃんの神の目なんかよりも凄い能力だね。

ヘンテコリんな設定だけど…ぶっ飛んでてけっこうおもしろいです。マルコっていうヤツは、普段、穏やかな美少年なのに、怒ると頭から角を生やして鬼のような形相になり、手が何でも切り裂いちゃう鉄の爪になるという能力を持ってる。他にも腕が機関銃になり、体中からロケットミサイルが飛び出す…歩く弾薬庫なる女の子(なんか、タランティーノだかロドリゲスだかの映画に出てきた足の機関銃より凄いぞ)もいるし。異世界なんだろうけど、妙にジャパニーズ色丸出しの世界観も笑える。

こんな化け物人間と、普通の人間が共存できるか?っていう…なんだか「エウレカセブン」みたいな話だったかな?大風呂敷を広げた割には、たった2巻で完結というのがあっ気ない。セカンド・イブに出会うまでの道のりをもう少し困難にした方が良かったんじゃないかな?人気がなくて、無理やり終わらせたんじゃないか?みたいなスピーディーすぎるクライマックスの展開に、少し邪推してみたり(笑)

「RAY」に出てきた院長そっくりな、セカンド部隊を仕切ってる大佐が、最後の最後に馬鹿馬鹿しい能力を発揮するとこなど、ずっこけるような笑いはけっこう好きよ…。


お薦め度:★★




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グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~ 原作:西村ミツル 画:大崎充 [カ行(コミック)]

グ・ラ・メ(1)

コミックバンチ連載の料理漫画…現在3巻まで発売中で雑誌連載も継続中。

アメリカ帰りの女性シェフ・一木くるみは、突然、首相官邸に呼ばれ…首相秘書官から、官邸料理人に抜擢されたことを伝えられる!60年ぶりに復活した官邸料理人、くるみの作り上げる料理が、新首相の政治的な局面に大きな影響を与える!

料理漫画に、今風の政治ネタを本格的にからめているのがなかなか。もちろん、料理が主なので、そんなに堅苦しい展開ではなく、サクサクと読める。料理ネタの方も…例えがベタになっちゃうけど、ミスター味っ子よりはリアルだが、美味しんぼまではいかないレベルなので、普段、料理や食べることに興味なくても分かりやすい。

総理大臣や政治家ってこんなこともやるんだよね~っていうのを適度に理解しながら、政治の世界にもまれていく、美人シェフのこれからの活躍に期待。

作画も自分好み…丁寧で好感が持てる。萌え過ぎず、適度な可愛さのヒロイン(時々お色気もあり?)もいい感じだ。知らない漫画家さんだったけど、何か他の作品も描いてるのかな?とりあえずは、続きも読みたいと思わせる力は充分ありました。お金があれば、ソッコー新刊本で集めたいけど…。


お薦め度:★★★




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