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逆走少女 終わらない夏休み 原案:大塚英志 脚本:久保田浩康 画:ともぞカヲル [カ行(コミック)]

逆走少女

2007年10月発売のコミックを100円コーナーでGET!まだ1巻しか出ていないようだけど、続刊あり。作画は、電撃コミックらしく萌え系ではあるが、さすが大塚英志が企画に関わってるだけあり、中身は意外と本格的にSFしててちょい難解。

女子高生の向後兎子は8月31日の夏休み最終日を何度も繰り返していた…目覚めると必ず同じ日の朝に戻ってしまうのだ。しかし、自分でももう何度目の31日か忘れかけていた時に変化が…突然、現れた転校生・日寺リクオ。彼が現れたことで…代わり映えのしなかった人間関係に変化が生じ、ついには…。

ってことで、これ以上書くと、ネタバレになるので気になる方はコミックで続きを。アニメ映画の時をかける少女がヒットしたからね~、時かけチェック、なぞの転校生チャックなジュブナイル的物語。

やっとこ状況が飲み込めてきたと思うと、さらに新たなる展開がスポーンと起きて、うわぁってなります。タイトルが「逆走少女」ですから、だいたい何が起きるか予想はつくと思いますが…。基本的にはラブコメもありな、SFサスペンスですよね。誰が、何のためにこんなことをしており、どうやったらこの不思議な空間から脱出できるのか?主人公がどのような状況に陥っているのかは、後半で少し明るみになりますが、本格SFは好きだけど、実はその原理とか理解するのが苦手な自分には、まだまだ半分くらいしか飲み込めてないかな(笑)

向後という名前が示すとおり、やたらと思考が後ろ向きな主人公が、ようやく前向きな考えを見せ始めてきたので、今後の物語は事件の解決へと流れていくのだろう。続きはまだ発売していないようですが、2巻くらいで終わってくれると、非常にうれしいです(笑)


お薦め度:★★★




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