月光のカルネヴァーレ 原作:ニトロプラス 脚本:下倉バイオ 画:隅田かずあさ [カ行(コミック)]
元ネタは同名タイトルのゲームだそうで、そのコミカライズ。小説とかCDとかガレキとかいろいろ出ているそうですが、自分はこのコミックで、その存在を知りました。画が好きだなぁって思ったら、前にここでも書いたウィッチブレイド丈琉を描いていた人なのが分かり期待が高まる。
人狼ロメオに仕える自動機械人形“オートマタ”のアンナ…記憶をなくしていたアンナをロメオが拾ったことがきっかけで、魔物と人形の抗争が始まり…次々にアンナと同じようなオートマタが、ロメオたちの前に現れ襲いかかる!
アクションとちょっぴりのエロを美麗作画で見せるという、オタク好みの作品。ってことで、好きです(笑)ゲームの存在を全く知らなくても楽しめました。
人間の世界に溶け込んでいるいろいろな化け物が出てきて、どうやらそいつを倒すためにオートマタという存在があるんだけど、アンナはどういうわけか記憶をなくしており、化け物側についているっていうのが1巻で理解できた内容です。化け物も人狼のロメオ以外にも、いろいろと出てきます。
あとがきで、何故メイドなのか?と問われた脚本家が“趣味”ときっぱりと断言していたのに笑った。ただ、昔は、似たようなメイドものなんて、ってどこか蔑んでみていた部分もあったんですけど、この作品に限って言えば、暗い過去、運命を背負っているようなんだけど、やたらノーテンキなアンナの愛くるしい表情になんだか癒されました。
続刊ありですが、2巻目はまだ出ていないそうで…今後も読み続けたいなって思った。
お薦め度:★★
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