鉄人奪還作戦 原作:横山光輝 画:さとうふみや [タ行(コミック)]
またまた久々の更新…古本屋に行って仕入れはしてくるのに、読む暇がないと、漫画本も積読状態が続くとかなり大変です。この三連休で、少し減らさないとなぁと思って読み始める。でも、なぜか先入れ先出し法(笑)…最近、見つけたものを先に読んじゃうんだよね、コレが…つい。
で、久々の更新1発目がコレ…1年くらい前に出た、「金田一少年の事件簿」とか「探偵学園Q」とかを描いていた、さとうふみやが「鉄人28号」に挑戦…金田一少年が金田少年を描くという面白い組み合わせ。昨年公開されたアニメ映画「鉄人28号 白昼の残月」(DVD発売決定! )あたりの連動企画なのかな????
国家プロジェクトの「鉄人開発計画」を進めていた研究所で謎の爆発事故が起き、開発者と開発中の鉄人が行方不明に…。アメリカから呼び戻された少年探偵・金田正太郎が事件解決に乗り出すが…背後に犯罪組織PX団の影が…。
正太郎くん、ちょっとカッコイイです(笑)このビジュアルだったら、車の運転してもいいのにって思ったけど、運転役はしっかりと大塚署長。助っ人として出てくるライバルのギャング村雨一味からマシンガンを受け取ったりね、なかなかイケてます。
基本的には今川版のリメイクアニメにも近いかなって感じる、お約束なストーリー展開だけど…パソコンとか現代的な設定も多く、なんと鉄人のコントローラーが、 iPod風なのねん(笑)ちょっと味気ないか?
1巻読み切りなのは、シリーズものを根気よく集めるのが苦手な自分みたいなタイプの人間には向いているが、誕生編ということで、この先を期待させるところで終わっているのがやっぱり勿体ないか?ぜひ、ブラックオックスが登場するような続編を期待したいです。でも、けっこう楽しめました、面白かったです。
お薦め度:★★★
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